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「あけぼの子どもの森公園」ムーミンの世界観のユニークな建物

あけぼの公園建物アイキャッチ

埼玉県飯能市にある「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」は、豊かな自然の中で誰もがゆったりと過ごせる、素朴だけれどとても素敵な公園です。

無料で利用でき、土・日・祝日には、ライトアップも行われています。

公園内には「きのこの家」「森の家」「子ども劇場」などの施設があり、どれもとてもユニークな建物で、ムーミンの物語の中に出てきそうなものばかりです。

子どもも、大人も楽しめる、ユニークな建物を紹介します。
(写真多めなので、見て雰囲気を味わってください。)

 

 

 

きのこの家

きのこの家とは・・・

名前の通り、きのこのような形の建物。訪れた人を家族としてあたたかく迎え入れる。1階は暖炉がある「いこいの広間」、2階からは不思議な空間が・・・・・

トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園 パンフレットより引用

外観は本当にきのこの様で、とても可愛らしい建物です。

中は、螺旋階段や隠れ部屋、子どもサイズの家具など、楽しい工夫が沢山ありました。

以前は「ムーミン屋敷」と言う名前だった様で、ムーミンの家にも通じるものがありました。

 

きのこの家正面の入り口です
裏にも地下部分にあたる裏口があります

 

きのこの家2キッチンとダイニング
漆喰と木材で温かみがあります

 

きのこの家3キッチン
使い込んだ感じが、また味があります

 

きのこの家4大きな暖炉がある「いこいの広間」
2階へ向かって緩やかな階段があります

 

きのこの家5階段の上から
シャンデリアやステンドグラスもありとても凝っています

 

きのこの家282階部分は通路の様になっていて、中2階といった感じです

 

きのこの家6かまどみたいな物があり、扉を開けると下が覗けます

 

きのこの家8ムーミンの物語の1節が所々にありました

 

きのこの家93階への階段手前に外階段へ出る扉がありました

 

きのこの家10外階段でも、3階へ行く事が出来ます

 

きのこの家29ムーミンの話って奥が深いですよね

 

きのこの家113階へ向かいます

 

きのこの家12見えない女の子・ニンニとリトルミィの会話
ミィって憎まれ口と言うか辛辣な事を結構言いますが、結構、本質を突いていてドキッとします

きのこの家13窓の形も変わっています

 

きのこの家143階部分は、子どもサイズの家具が並び小人の家の様です

 

きのこの家27木の柱に暖炉

 

きのこの家15壁に穴が開いて隠れ部屋のような空間がありました

 

きのこの家16こういう狭い所、子どもは好きですよね

 

きのこの家174階部分(屋根裏みたい)に上がる階段の下は
おままごとコーナーの様になっていました

 

きのこの家19入れなくなっていましたが、おままごとの様なものがありました

 

きのこの家20窓際には人形のベッドがあります

 

きのこの家183階から4階部分を見上げたところ
屋根のてっぺんのところが木で組まれて作られていました

 

きのこの家214階部分は狭いのですが、小さな机や棚などあり可愛いです

 

きのこの家27クネクネの階段や窓
物語の中に出てきそうで、本当に面白い

 

きのこの家23大きな柱時計がポツンとありました

 

きのこの家242階から3階への外階段です

 

きのこの家25きのこの家を横から見ると、まるでエリンギです

 

きのこの家26ライトアップされたきのこの家も素敵です

 

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こども劇場と管理事務所

こども劇場とは・・・

コンサートホールやいろいろなイベントが行われるホール。樹齢100ん年を超えるヒノキの丸太を使用したドーム状の屋根や、窓、照明の形もおもしろい。
ホールの下は池の水音が響く洞窟のような空間にトイレと管理事務所がある。

トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園 パンフレットより引用

 

帽子の様な形の屋根のこども劇場。
こども劇場は、イベントがない時は広々とした空間で、小さいお子さん連れでちょっと休むのに良さそうです。

 

こども劇場こども劇場・管理事務所は丘陵に建てられていて、下の方が事務所とトイレの入り口、丘の上側がこども劇場の入り口になっています。
スロープでまわって行けば、ベビーカーでも、こども劇場に行く事が出来ます

 

こども劇場5事務所受付の手前にパンフレットが置いてありました

 

こども劇場30公園内の地図が載っているパンフレット
デザイン・色が北欧っぽくてとても素敵です
人気のようで「1人1部でお願いします」とありました

 

こども劇場6木の実で作られたオーケストラの飾り

 

こども劇場4室内への入り口脇に、上のこども劇場へつづく階段がありました

 

こども劇場7上を見ると屋根にニョロニョロ

 

こども劇場8ムーミンもお出迎え

 

こども劇場9室内へは靴を脱いで入ります

 

こども劇場10ちょっとしたベンチもあり休めそうですが、外と繋がっているのでとても寒かったです

 

こども劇場11窓の様になっていますが、ガラスはありません
上から水が流れていました

 

こども劇場29トイレの手前にも階段がありました

 

こども劇場12トイレは木で出来ていて綺麗でした

 

こども劇場14入り口脇の階段を上ります

 

こども劇場3「こども劇場」の入口です
丘の上に入口があるので、管理事務所の2階に当たりますが1階の様です

 

こども劇場15ドーム型になっていて天井も素敵です
12月だったのでクリスマスツリーが飾ってありました

 

こども劇場25休憩できる様に木のベンチが並べてあります
クリスマスツリーの横を入ると授乳室がありました

 

こども劇場16ムーミンの絵が飾られています

 

こども劇場26大きな窓から外の紅葉が見えて綺麗です

 

こども劇場27全て形が違う窓が面白くて不思議な建物です
なんだか、教会のような空間です

 

こども劇場28入口の横の大きな扉は窓の形も素敵ですが、
木の部分も色を組み合わせて山と太陽の絵になっていました

 

こども劇場18外のベランダに続く通路に「みんなのトイレ」があり、ベビーカーも一緒に入る事が出来るそうです。

 

こども劇場19外を回っていくと、屋根の方に続く階段があります

 

こども劇場20可愛い影がありました

 

こども劇場21屋根には妖精?お化け?のオブジェがありました

 

こども劇場22こども劇場の屋根はなんとも言えない曲線で、帽子の様です

 

こども劇場24こども劇場のある丘から眺めると、公園が見渡せます
皆さんのんびりと過ごしている様子が見られました

 

森の家

森の家とは・・・

1階はトーベ・ヤンソンに関する資料展示コーナー。2階は図書コーナーで自由に読書を楽しめる。
飯能の特産「西川材」のヒノキの丸太を使用した波打つ壁が目印。

トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園 パンフレットより引用

 

ヒノキをふんだんに使った曲線が美しい建物
丸太と言うと、ログハウスの様に横に使うイメージがありましたが、縦にするとスタイリッシュで全く雰囲気が違います

 

森の家2
1階はムーミンとトーベ・ヤンソンに関する展示物があり、美術館の様です
入口でムーミン一家が出迎えてくれます

 

森の家9展示物はそれほど多くありませんが、木の温もりあふれる静かな空間です

 

森の家3トーベ・ヤンソンの生まれ育ったフィンランド
日本に一番近いヨーロッパと言われていて、国民の幸福度は常に上位にランキングされている国です

 

森の家5ムーミンってトロール(妖精)なんですね
昔はカバだと思っていました

 

森の家7「ムーミン谷の火星人」と題名がありました

 

森の家8こちらも「ムーミン谷の火星人」と言う題名でした

 

森の家10上を見ると流線状の飾り
オーロラを表しているのでしょうか?

 

森の家12動画が流れていました

 

森の家11天井から自然光が差し込む様になっています
2階への階段の下に何やらスペースが・・・

 

森の家21中は狭く隠れ部屋のようになっています
窓があるだけかと思ったら・・・

 

森の家22しゃがんで子供目線から見ると、入口に飾ってあるムーミン谷の地図が丁度見えました
この作りには感動しました

 

森の家23ムーミン谷の地図
こんなポスターがあったら欲しいです

 

森の家132階への階段は螺旋状になっています

 

森の家25ランプも素敵です

 

森の家142階は図書コーナーという事でしたが感染予防対策のため、少ししか本が並んでいませんでした

 

森の家15素敵な本棚がちょっと寂しいです

 

森の家24上から見下ろすと木材の美しさを更に感じられます

 

森の家26奥に進むとテーブルと椅子がありました
こちらも天井から光が取り込まれています

 

森の家17素敵な読書スペースです

 

森の家18ひとり掛けのこんな贅沢なコーナーもありました
ここなら1日中居れそうです

 

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その他の公園施設

公園内には他にも様々な施設や建物があり、写真を撮ったり、くつろいだりして楽しめます。

 

カフェプイスト

プイストとはフィンランド語で講演という意味。カフェプイストは森の中の公園で木と人が集い、北欧の雰囲気に包まれながら過ごせる空間。
真っ青な壁がポイントで、キッズスペースやキッズメニューもあって子どももゆっくり楽しめる。

トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園 パンフレットより引用

公園内にある唯一のカフェで、他の建物同様に、物語に出てくるようなユニークな外観をしています。

靴を脱いで入るカフェで、小さいお子さんも過ごしやすそうです。
メニューも充実していて、テイクアウトも出来るので、外のベンチでピクニックも良さそうです。

カフェプイスト山小屋のような素朴な外観です
テラス席でも食べられるそうです

 

カフェプイスト2ポイントの青い壁
中の席も眺めが良さそうですね

 

カフェプイスト3メニューは、食事・スイーツ・ドリンクと充実しています

 

カフェプイスト4窓が沢山あって開放的です

 

営業時間やメニューは感染状況によっても変更がある様です。
詳しくは公式ホームページをご覧ください

 

水浴び小屋

わんぱく池に架かる桟橋の先にある、青いとんがり屋根の小屋で、水浴び小屋と表記はされていませんが、ムーミンの物語に出てくる水浴び小屋にそっくりです。

池に映る様子や、ライトアップなどが素敵な、とてもフォトジェニックな建物です。

 

水浴び小屋メタセコイアの紅葉をバックに

 

水浴び小屋2桟橋を渡り小屋の中に入る事が出来ます

 

水浴び小屋4クリスマスのリースが飾ってありました

 

水浴び小屋5狭いですが秘密基地の様で面白いです

 

水浴び小屋6とんがり屋根なのが中からも分かります
細やかに作っているんですね

 

水浴び小屋8外の紅葉や窓枠の影が映って綺麗

 

水浴び小屋9まさに、ムーミンのお話の中の風景です

 

水浴び小屋10夕暮れ時、小屋にも灯りが灯り幻想的です

 

水浴び小屋11ライトアップ時には池にくっきりと姿が映り本当に素敵でした

 

見晴らし橋

見晴らし橋山から流れる川に架けられたちょっと奇妙な橋

 

見晴らし橋2なんだか、いも虫みたいに見えます

 

見晴らし橋3天井が低いので屈んで渡ります
「見晴らし橋」というだけあり、橋の手前からは確かに見晴らしが良いです

 

 

あけぼの子どもの森公演 概要

所在地埼玉県飯能市大字阿須893番地の1
開園時間平日 9:00〜17:00
土・日・祝 9:00〜21:00
ライトアップ日時土・日・祝  日没〜21:00
休園日月曜日・年末年始(12月28日〜1月4日)
※ 月曜日が祝日の場合はその翌平日
入園料無料
アクセス【電車】 西武池袋線「元加治駅」〜徒歩20分
【車】  圏央道「狭山日高IC・青梅IC〜20分
     関越道「川越IC」〜50分 
駐車場無料
連絡先TEL. 042-972-7711
公式ホームページ トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園
※ 感染予防対策として、公園内にある屋内施設の利用や閉園時間の変更が行われています。感染状況により、対策は更新されますので、お出かけ前にホームページでご確認ください。

 

公園へ最寄駅からの行き方はこちらの記事をどうぞ↓

あけぼの子どもの森公園へ 元加治駅からの行き方と夜の帰り道
埼玉県飯能市にある「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」は、ムーミンの作者のトーベ・ヤンソンさんも公認の、ムーミンの世界観を楽しめる、自然あふれる公園です。 飯能市が管理する無料で誰でも自然の中で...

 

まとめ・感想

「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」は、自然豊かで商業化されていない素朴な公園で、自然の中で自然と共にと言うコンセプト通りだと思いました。

建物は外観も、中もとても凝った作りで、細かいところまで色々見て、写真も撮りたくなります。北欧の、ムーミンの世界観がよく表されていて面白かったです。

平日でしたが、日中はお子さん連れの方も多かったので、建物見学は夕方空いた時間を見計らって行きました。

ライトアップがある日は、公園は21:00まで開いているのですが、建物は「きのこの家」が16:00まで、「森の家」が16:30まででした。行かれる方はご注意ください。

また、感染予防対策で、建物の利用が制限される事もありますので、行かれる前にホームページで確認の上お出かけください。

カフェプイストは、人気で常に混み合っていました。
私が行った時はトラブルでドリンクのみの提供という事で、今回は諦めました。

園内にはいたる所にベンチや休憩できる場所があるので、お弁当を持っていくのもおすすめです。