曼珠沙華って、昔からちょっと不安にさせられると言うか、見ていると心がざわつく花でした。彼岸花とも言われているように、あの世を連想するからかも知れません。
でも、それと同時に、なんだか、とても惹かれる花。不吉なんだけど、美しいと言うような。。。心に引っかかる花でした。
関東近県で名所の、埼玉県日高市にある巾着田という所が、見頃とのことで、行ってきました。毎年、見頃は9〜10月にかけてだそうです。私が訪れたのは、2019年10月1日です。
出発!新宿から巾着田まで
巾着田へ電車で行く場合、最寄り駅は、西武池袋線「高麗駅」から徒歩15分です。
閉所恐怖症(広場恐怖症?)なので、ラッシュ前の朝早くに出かけました。でも、5時台なのに、思ったよりずっと、人が乗っていて、新宿までは座れませんでした。ビックリです。
新宿から、5分ほど歩き、西武新宿線から出発します。
【ルート】
05:46 | 西武新宿駅 発 | 西武新宿線 各停 |
06:32 | 所沢駅 着 | |
06:36 | 発 | 西武池袋・秩父線 準急 |
07:00 | 飯能駅 着 | |
07:13 | 発 | 西武池袋・秩父線 各停 |
07:19 | 高麗駅 着 |
高麗駅からは歩いて15分ほどです。
新宿から高麗駅まで、1時間33分です。値段は新宿から566円。私鉄は安いですね。
ちなみに、所沢ー飯能を特急で行くと、1時間16分と少し短い時間になりますが、特急指定料金が400円かかります。
駅を出た所に案内板がありました
途中の道にも道標が
途中の道にも曼珠沙華
この辺りは栗も名産だそう
高麗川に架かる橋にも曼珠沙華の絵がありました
いよいよ入り口へ
巾着田は川の浸食によって巾着の形になったことが由来との事
周辺はトレッキングできるコースも色々ある様です
駅からは案内板も所々にあったり、朝早かったのにも関わらず、高麗駅を降りた人達は、大体、巾着田に向かうので、なんとなくついて行きました。(写真に夢中になり、途中で見失いましたが、到着できました)
徒歩15分は遠い様にも思いますが、のんびりと景色を見ながら、写真を撮ったりしていると、苦になりませんでした。
曼珠沙華公園
到着しました〜!!
想像以上の光景。朝の光に照らされて幻想的。まだ、8時前で人もまばらです。
朝7時から入場できる様です。曼珠沙華の開花中のみ入場料がかかります。入り口でチケットを買うと、1日有効で、出入り自由との事。
カメラの三脚・一脚、ライトスタンドなどは園内では使用禁止だそうです。
入場料は曼珠沙華開花中は
300円かかります
こんなパンフレットも頂きました
巾着田の地図も載っています
本当に独特の形です
すぐ脇には河原と高麗川
清々しい
真っ赤
白い花も
時折ポツンとありました
曼珠沙華は花が終わってから葉っぱがつくそうです
どこまでも続く
赤い絨毯
「星の王子様」のバラを
思い出します
カマキリが目線を外さず、
しばし私と睨めっこしていました
木漏れ日が
スポットライトみたい
駅前にもありました
魔除とか?
物産展
地域のいろいろな物や、食べ物屋さんも沢山出ていました
屋根付きの休憩所もあります

橋を渡り、階段を登ると、休憩どころが

曼珠沙華の会場を出た所に立葵の様な花
栗も丸々と美味しそう
こちらにも、こじんまりと物産展の様な出店が出ていました。ここで買ったジャムが絶品でした。
コスモス畑に行ってみると・・・?
駐車場のおじさんに聞くと、今年は気候のせいか、背も高くならず、まだあまり咲いていないとの事
50センチほどしかありませんでした。これから、咲き揃うのか?今年は無理なのでしょうか?
コスモス畑の脇に遊歩道
桜の時期も良さそうです
巾着田は上流、下流エリアがあります。下流に行ってみます。
妖艶
見て回る遊歩道が広く、地形も割と平坦なので、車椅子でいらしている方もいました。
見てみ見ても見飽きない
「あいあい橋」が見えてきました
橋を渡って上から眺めている方も多くいましたが、暑さでヘロヘロ。。無理でした
時々観光バスも到着して、人がどっと入ってきます
なんて美しい花でしょう
曼珠沙華の群生地が、林の中なので、日陰と、木漏れ日のコントラストが余計に妖艶さを感じさせます
この日は暑かったので、ジェラードを頂きました。
「加藤牧場の手作りアイス」とありました。350円
暑いので、木陰に。いちごミルク味で、ミルクがとても濃厚で美味しかったです
河原に出ると、磯の香りが。。見ると、こんなに大きな貝が落ちていました
河原が広くて気持ち良かったです キャンプも良さそう
そろそろ帰ります
帰り道には、あちこちの農家さんが、家の前や、畑に即売所を出していました
柚子と桃のジャムを買いました
このジャムがサラッとしていて絶品で驚きました
「こみゅにてぃーはうす楽彩」製造で、観光案内所や地元のスーパーに置いてある様です
まとめ
たまたま知って、行ってきましたが、本当に美しくて感動しました。いくら見ていても飽きない位。
曼珠沙華は、不安な、なんとなく不吉なでも、惹かれると言う印象から、今回行ってみて、ウワァ〜と叫びたくなる様な、湧き上がる様な、心が揺さぶられる感動を与えられる花、という印象に変わりました。
2019年の夏は、8月から9月にかけて猛暑が続くという例年にない気候だったせいか、コスモスは見られませんでしたが、曼珠沙華は、上流エリア、下流エリアが共に満開で、それはそれは綺麗で見応えがありました。
平日の早い時間帯に行くことができたので、朝の空いている園内をのんびりと見て回ることができて、良かったです。
日なたは、10月と言え、汗が流れるくらい暑かったのですが、林の中に曼珠沙華が群生しているので、快適で歩きやすかったです。(お昼過ぎの駅までの帰り道は暑かった〜日傘は必要!)
「曼珠沙華まつり」も開催されていて、物産展には、お店ももたくさん出ていて、楽しめました。
公園の脇を流れている高麗川の河川敷も素敵で、曼珠沙華の時期でなくても、楽しめそうでした。
魅力たっぷりの、「巾着田、曼珠沙華公園」本当におすすめの場所です。
※ 2021年も昨年に続きコロナの影響で、曼珠沙華まつりは中止だそうです。
曼珠沙華も刈り取られるそうです。
※バーベキューやキャンプなども制限されている事があります。詳しくはこちらをどうぞ→