有楽町の国際フォーラムに骨董市などでよく出かけるので、近くに御朱印の受けられる神社仏閣はないかと調べると、隣駅の新橋駅の近くに「烏森神社」という神社がありました。
「烏森神社」は御朱印が可愛くて人気のようなので、楽しみにして行ってきました。
サラリーマンの街、新橋駅から歩いて2〜3分の都会の真ん中に鎮座する神社どんな神社なのでしょう?
烏森神社とは?
【御祭神】
倉稲魂命<ウガノミタマノミコト>
天鈿女命<アメノウヅメノミコト>
瓊々杵尊<ニニギノミコト>
【御由緒】
平安時代の天慶3年(940年)に、東国で平将門が乱を起こした時、将軍藤原秀郷(俵藤太)が、武州のある稲荷に戦勝を祈願すると、白狐が現れ、白羽の矢を与えられました。その矢を持ってすみやかに東夷を鎮めることができたそうです。
お礼に一社を勧請しようとしたところ、夢に白狐が現れて、「神鳥の群がる所が霊地だ」と告げられ、桜田村の森(今の新橋)まできたところ、夢想のごとく烏が群がっていたので、そこに社頭を造営したのが始まりと言われています。
明暦の大火(世界三大大火の一つに数えられる俗名 振袖火事)が起こった際、江戸中が焼け野原になってしまった中、烏森神社は奇跡的に類焼をまぬがれたそうです。これは神威の致すところと、人々の信仰が深くなっていったそうです。
【御利益】
- 必勝祈願の成就
- 商売繁盛
- 家内安全
- 技芸上達
※ 芸能の神と崇められている天鈿女命を お祀りしている数少ない神社の一つだそうです。
※ 「癌封じ」のご利益がある数少ない神社でもあるそうで、癌に打ち勝つために参拝するほか、癌の予防の為にお参りする方もいらっしゃるそうです。
御朱印
カラフルで可愛い御朱印で有名との事でしたが、感染予防対策として参拝に訪れた2021年3月中旬現在では書き置きのみの対応となっていました。
コロナウイルスが収束したら、また書き込みを再開されるそうです。
参拝時授与されていた御朱印は3種類
どれを受けようか迷いました。3種類という事も出来ましたが、次に参拝した時に受けようと思い、今回は1つのみ絞るのに悩みました。
「立皇嗣の礼」の御朱印はいつまで授与して頂けるのか尋ねると、「この御時世なので期間を長くとっているのですが、いつまでと決まっていません」との事で悩みましたが、今回は「ひなまつり」の御朱印のみ拝受しました。
「通常の御朱印」も四隅の巴紋のうちふたつが干支の丑になっていて新年の雰囲気がありました。
御朱印の授与所は社殿の階段左にあります。
ひなまつりの御朱印
ひなまつりの御朱印の日付は全て3月3日になってます
令和3年3月3日と3が3つ並んで縁起が良さそうです
初穂料 500円
御朱印と合わせていただけた「ひなまつり御守り」と「縁結びの塩」
御守りの表はこちらです
「ひなまつり御守り」は良縁・夫婦円満・家内安全・お子様の健やかな成長を御祈願してあるそうで、「縁結びの塩」は男女の縁結び、夫婦・家族の結束、仕事の縁結び、など、佳き「ご縁の結び」を御祈願してあるそうです。
お塩は「お料理などにお使いください」との事でした。
通常の御朱印を受ける際には無病息災の御守りが合わせて授与されるそうです。
御守りを合わせて頂けることを知らなかったので、嬉しい気持ちになりました。
境内に入る手前のスペース
現在受けられる御朱印と頒布が終了した御朱印両方とも掲示してありました
新年の御朱印
頒布終了
節分の御朱印
頒布終了
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参道・境内の様子
路地裏のような参道
ビルの合間にありました
コンクリートの変わった形の鳥居
社殿もコンクリートで出来ています
昭和46年に造営されたそうで、モダンなデザインで洗練されています
小さな手水舎
狛犬はふくよかで立派です
参拝は順番で1組ずつしている方が多かったです
拝殿
提灯もひなまつりの仕様でした
天井に巴紋が描かれていたのは珍しく迫力がありました
社殿の中を窓越しに見せていただきました
授与品の見本が並んでいます
大きなお守りは飾り用かと思ったら授与品でした
1体8000円の初穂料
「癌封じ御守り」
この写真の御守りの他に古来から良薬とされたかぼちゃの柄の「癌封じお守り」もありました
「お札と肌守りのセット」
家用と外出時用どちらもお守り頂ける様に
「幸せ祈願」
3/31までだそうです
「心願色みくじ」のコーナー
社殿の階段右にあります
占いたい事柄によって4色に色分けされているおみくじだそうです
専用書処
おみくじと同じ色のペンで願い事を書き、結び紐に結ぶと
後日、心願成就祈願してくれるそうです
概要
住所 | 東京都港区新橋2-15-5 | |
授与所時間 | 9:00〜16:00(年末年始は延長あり) | |
アクセス | JR | 「新橋駅」西口・日比谷口から徒歩2分 烏森口から徒歩3分 |
地下鉄 | 銀座線・都営浅草線「新橋駅」から徒歩2〜3分 |
まとめ・感想
都会のビルの合間にある本当に小さな神社で、知らなければ見過ごしてしまいそうなくらいですが、参拝者は次から次へと訪れ、途切れることがありませんでした。
私の様に初めて訪れている様な方も多かったですが、地元のいつも参拝しているような方も多く見られ、みんなに愛されている神社なんだと感じました。
御朱印は書き置きのみでしたので少し残念でしたが、ひなまつりの御朱印は、ピンクで可愛く、うっすらアマビエの印も押されていました。お雛様もソーシャルディスタンスで描かれているとか?こだわりが感じられ人気なのが分かります。
次回近くに行った際に、また参拝に行きたいと思います。