初詣の参拝者数が日本1を誇る「明治神宮」。
原宿駅のすぐ裏手に位置しているのに、全くの別世界で、いつ訪れても神聖な雰囲気と、都会とは思えない大自然に心が落ち着きます。
今年も初詣に行って来ました。10数年ぶりに、「明治神宮御苑」も訪れ、パワースポットとして有名な「清正井」にも参拝して来ました。
2022年1月8日(土)の9時ごろから参拝した時の混雑状況や、境内の通行規制の様子も合わせてご紹介します。
原宿口から明治神宮参拝までの様子
明治神宮には、入口が3箇所あります。
・原宿口(南口)
・代々木口(北口)
・参宮口(西口)
今回は、「原宿口」から南参道→正参道を通って明治神宮に参拝しました。駅から1番近く最も一般的なコースではないか?と思います。
1月8日で、初詣にしては日にちが遅く混雑も緩和されているかな?とは思ったのですが、土曜日だったので、少し心配でした。時間は、9時位に原宿門からスタートしました。
原宿口(南口)の鳥居が見えました
南口の一の鳥居をくぐって境内に入ります
南参道です
人がまばらです
南参道脇に、御苑の「東門」
お正月三が日は、御苑の入り口は、こちらの「東門」になるそうです
全国各地から献納された日本酒の樽が並びます
向かい側にはワインの樽
明治天皇がワインがお好きだった事から献納されたそうです
正参道、北参道、南参道の合流地点まで来ました
6日に降った雪が少し残っています
大鳥居です
木造の明神鳥居としては日本一の鳥居だそうです
正参道
まだ人は少ないです
正参道の脇に、御苑の「北門」
三が日以降は、御苑にはこちらから入苑します
正参道突き当たりを右手に曲がります
三の鳥居が見えて来ました
人も少し増えて来ました
手を清める水が竹から出ています
大勢の参拝者を見越して設置して居るのだと思います
その先には「手水舎」があります
昨年は封鎖されていましたが、柄杓を使わずに手が清められる様に、改装されていました
この辺りは雪が多く残っていて、危なくない様に、ござが敷かれていました
南神門です
神門をくぐり本殿前の広場です
人が増えて来ました
どこで参拝しても良いのですが、中央がやはり人気で、少しですが列が出来ていました
こちらはご祈祷をされる方の列です
右側で申込書を記入しています
本殿の前の方は人で混んでいますが、神門の方を振り返ると、まだ、かなり空いています
本殿参拝後と御苑に行った後、帰りに南参道→本殿を通って帰った時の混雑状況です
御苑参拝後、11時すぎの正参道
手を清める水場に列が出来ています
南神門
結構人が多いです
本殿横の夫婦楠
いつも人が並んでいるのですが、ご祈祷の申し込み記入台と、並ぶ列の間に通路があり、気付かれないのか誰も参拝していませんでした
本殿参拝の方々は端の方まで列が出来ています
帰り道、西神門の外から見ると、かなり人の行列が出来ています
明治神宮御苑と清正井へ参拝
御苑北口から入ります
受付があり、入苑の際は御苑維持協力金として500円を納めて入ります
御苑に入ると、更に自然を感じます
木が生々と育っています
途中、霜柱もありました
冬なので、色味は寂しいですが、綺麗に管理されています
南池
清正井が主な水源だそうで、水がとても澄んでいました
松の雪吊りも素敵です
池が全体的に凍っていて、凍った上に雪も残り、冬ならではの光景でした
蓮が有名だそうですが、凍っていました
池のそばには、ベンチが幾つもあり、池を眺めながら休憩できます
池を見下ろす様に隔雲亭があります
隔雲亭
明治天皇が昭憲皇太后の休憩所として建てられたとのことで、現在はお茶室となっているそうです
御苑内はかなり広い敷地です
菖蒲田にかけられた橋
菖蒲田の花期は6月上旬〜7月上旬で、一面に菖蒲が咲き誇るそうです
どなたかが作った雪だるまが道の脇にありました
ちょっとした高台に東家がありました
菖蒲田を見下ろすことが出来ます
清正井の入り口
清正井は御苑の一番奥の方にあります
混み合わない様に、入場、退場が分けられていました
数人並んでいました
奥の円いところが井戸になっていて、水が沸き出ています
周りの景色が鏡の様に映り込みます
水温は、年間通じて15℃を保っているそうです
清正井
なんて綺麗なんでしょう
水が澄んでいて青く見えます
帰り道、可愛い小鳥を見かけました
苑内は野鳥も沢山いるようで、鳥の鳴き声や気配があちこちでしました
この鳥は逃げる事もなく、一定の距離を保って、暫く可愛い姿を見せてくれました
入苑の際頂いたパンフレット
菖蒲の季節は素晴らしそうですね
加藤清正が掘ったと言われる井戸で、毎分60ℓも絶えることなく湧き出ている、都内でも有数の名湧水だそうです。
風水では、富士山から江戸城に流れる龍脈に位置し、その龍脈に流れる気が湧き出るポイントの龍穴がこの清正井ということで、パワースポットと言われています。
2010年頃パワースポットとして紹介されとても人気が出て、一時期は5時間待ちにもなる程多くの人で溢れていた様ですが、近年は落ち着いている様です。
スマホの待受画面にすると運気がアップするとも言われています。
パワースポットに関しては色々と意見があると思いますが、清正井はとても透明度が高く綺麗な青色で見るだけでも気分が上がります。
苑内は自然豊かでゆっくりと散策ができ、とても気持ちがいいです。
年始の境内の通行規制
明治神宮は初詣の参拝客数が多いので、混雑緩和の為、境内の通行規制がされています。
期間はホームページでも確認できませんでしたが、私の行った1月8日も規制が行われていました。
原宿口から入り、南参道→正参道→明治神宮参拝と行き、来た道を戻って、御苑の北口に向かおうとしたのですが、南神門を出たところで、警備の方に、「戻ることはできないんですよ」と止められてしましました。
「御苑に行きたい」と伝えましたが、「回って行ってください」と言われてしまいました。
仕方なく、東神門から出て北参道まで出ると、バリケードがあり、南参道方面に行けないようになっていました。
警備の方がいたので、「御苑に行きたい」と伝えると、南参道へのバリケードを開けて通してくれました。(三が日など、混んでいたら通してもらえなかったかもしれません)
南参道と正参道は逆戻り出来ず、参拝したら、北参道方面か、西参道方面に向かう様に規制している様でした。
年始に参拝に行かれる方はお気をつけください。
まとめ・感想
明治神宮の初詣、通行規制もあり、困った場面もありましたが、無事、明治神宮と御苑に行ってくることが出来ました。
朝、9時頃から行ったので、人も少な目で良かったのですが、やはり朝1の6時台から行った方が、代々木の杜の、空気の凛とした感じを、更に感じることが出来て良かったかな?と思います。
明治神宮境内はとても広いので、歩きやすい靴で行くと良いと思います。
参道は基本的に土と砂利の道ですが、端の方に舗装されている部分もあるので、ベビーカーや車椅子も通りやすくなっています。
東京で、自然に癒されたくなったら、明治神宮はお勧めです。
是非お出かけ下さい。