上野東照宮で夜間ライトアップが行われると言う事で、行ってきました。
黄金の「金色堂」と言う別名もある程、煌びやかな上野東照宮。
ライトアップされた姿は更に光り輝き、素晴らしかったです。
ライトアップに合わせて、限定御朱印やお守りの頒布もありましたので、合わせてご紹介します。
上野東照宮とは
上野東照宮は上野公園の中、上野動物園の隣にあります。
徳川家康公が危篤の際、天海僧正と藤堂高虎を呼び、「三人一つ処に末永く魂鎮まるところを作って欲しい」と告げた遺言を受けて、天海が、藤堂の敷地を拝領し東叡山寛永寺を開山し、境内に多くの伽藍や子院を建立したうちの一つ「東照社」が始まりだそうです。
後に、3代将軍の徳川家光公が「日光まで参拝に行けない江戸の庶民のために、日光に準ずる社殿を」と造営替えが行われ、今の絢爛豪華な姿になったそうです。
幕末の上野戦争や関東大震災、第2次世界大戦など数々の困難にも倒れず、江戸初期の姿が現存する事から、強運の神様として信仰されているとの事です。
【御祭神】 徳川家康公 徳川吉宗公 徳川慶喜公
昼間の様子や東照宮の詳細はこちらの記事をどうぞ↓
ライトアップの様子
【ライトアップの期間】
2021年11月13日〜11月23日
16:30~18:30(御拝観、御守御朱印授与は18:00まで)
上野東照宮は緑で囲った部分は、無料で参拝できます。唐門の手前での参拝になります。
金色殿(社殿)や、大楠(御神木)、栄誉権現社(強運の御狸様)を近くで参拝するには、拝観料500円を納めて、敷地の中へ入ります。
※ 社殿の内部は公開されておらず、拝観することは出来ません
2021年11月現在、境内の整備工事のため、お札授与所と拝観出入り口が、社殿向かって右手の社務所に変更されています。(赤く囲った場所)
又、大楠(御神木)は工事用の塀で囲まれていて、透明な塀の部分から見ることは出来ますが、近くまで行くことは出来ません。(※写真A↓)
ライトアップは、敷地の外からも見る事は出来ますが、唐門の近くでは社殿の様子は、ほとんど見えません。
唐門もライトアップされているので、綺麗なのですが、ライトアップされて、金色に輝く社殿は、本当に見応えがあるので、是非近くで見て欲しいと思います。
明るいうちの東照宮も見たかったので、4:00前に敷地の中に入り拝観しました。
当日なら、拝観して途中で出ても、チケットがあれば、再び入ることができるそうです。
夕方からライトアップまでの移り変わりの様子です。
唐門の手前 敷地の外から見た様子です
紅葉も綺麗です
敷地の中に入りました
社殿と唐門、奥の緑の木が御神木の大楠です
威風堂々とした姿の社殿
敷地内側から見た唐門
写真撮影の際、この角度が社殿の全景がおさまりやすく、カメラ台も設置されています
少しずつ日が暮れてきます
ライトアップが始まりました
(最初、夕日が当たっているのかと思いました)
社殿を横から
社殿の後方、本殿です
前方の拝殿と違い壁が全て黄金です
栄誉権現社
他を抜く狸と言う強運の御狸様
社殿脇に祀られていて、周りは木々で囲まれていて薄暗いので、御狸様には日中から光が灯されています
※写真A
御神木の大楠(緑で囲った木)は今は境内整備のため、白い塀で囲われて近くまで行けませんが、白い塀の一部が透明になっていて(赤で囲った所)、そこから見る事が出来ます。(かなり見づらいですが・・・)
銀杏の木も紅葉していて綺麗でした
だんだん薄暗くなってきました
暗さが増すとともに、ライトアップもはっきりとしてきました
正面の黄金の扉は圧巻です
マジックアワーの色合い綺麗です
今年2月に拝受した昇竜守も上野東照宮へ行く時にはいつも携帯していきます
なんて素敵なんでしょう
まばゆい位に輝いています
唐門や透塀もライトアップされています
夜空にくっきりと社殿が浮かび上がります
社殿の側面もライトアップが綺麗です
栄誉大権現は周りが暗い分、一層輝いて見えました
特別なライトアップはされていません
ライトの上の方に月が綺麗に登っていました
色とりどりの彫刻も見応えがあります
いくら見ていても、いくら写真を撮っても飽きないくらい素晴らしい
ですが・・そろそろ帰らないと
敷地の外へでました
参道から見た唐門のライトアップ
少し離れたところから
社殿は屋根部分しか見ることは出来ません
更に離れたところから 本当に輝いているように見えます
平日の17:30頃と時間が早いせいか、人が少ないです
神楽殿もライトアップされていました
幻想的です
花手水 薔薇の鉢とガーベラの鉢でした
隣の上野動物園の敷地内にある五重塔もライトアップが素敵でした
上野東照宮 | 台東区上野公園9−88 |
アクセス | 【電車】 「上野駅 公園口」から徒歩7分 「京成上野駅」から徒歩6分 |
料金 | 参拝 無料 拝観 500円 |
詳細 | 上野東照宮公式ホームページ 上野東照宮公式ツイッター |
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ライトアップ期間限定 御朱印「光の夜」と「夢叶守」
ライトアップの期間中のみ受けられる限定御朱印やお守りがあります
どれも素敵です
御朱印を拝受しました
御朱印やお守り、お札など様々頒布されています
ちなみに、拝観のチケットのデザインが新しくなっていました。色合い・デザイン可愛いです
まとめ・感想
2018年から行われているライトアップ。期間は、10月末〜の年や11月初め〜の年、そして今年は、11月中旬の13日(土)〜23日(祝日)までと1番遅い時期の開催となりました。
日数も9日間〜11日間とその年によって違っています。
時間帯も、日没の時間が異なる為か違います。
今年は、日没の時間の16:30〜18:30と早めの時間設定でしたが、個人的には、早めに見て、帰る事が出来て良かったです。
敷地内に入り拝観していると、唐門の外から参拝されて帰る方も結構いらっしゃいましたが、せっかくライトアップの東照宮まで行かれたら、拝観料は掛かりますが、中まで入って見る事を強くお勧めしたいと思いました。
敷地内は広くなく、社殿と栄誉代権現社、御神木(今は塀越し)、透塀を近くで見れる位なので、人によっては「これだけ?」と思われる方もいるようですが、黄金の社殿が、ライトに照らされて光輝いている姿は圧巻です。
オススメの時間帯は、夕暮れ時から暗くなるにつれて、様々な様子を見る事が出来たので、日没前後に行かれると良いと思います。
以前は、ライトアップを拝観する際、提灯を持って回る事が出来たり、御神木もライトアップしていてスモークで幻想的な演出をされていた様ですが、今年はシンプルに社殿や唐門、透塀のライトアップ位でした。(御神木は暗くなってから見に行っていないので、ライトアップされていたかもしれません)
コロナ感染が落ち着いたら、また違ったライトアップが楽しめるのかな?と期待して楽しみにしたいと思います。