古い手巻きの時計が好きで、骨董市や、フリーマーケットなどで、お気に入りを探し、集めています。
国際フォーラムで開催されたベストフリーマーケットで、時計のチェーンベルトが売っていたので、買って取り替えてみました。
以前、世田谷のボロ市でも、昔のチェーンベルトを購入していたのですが、やり方もなんとなくしか分からず、そのままにしていました。
今回購入したお店のおじさんが、詳しく教えてくれたので、以前のも含め、取り換えにチャレンジしました。
ベルト交換の理由
これはボロ市で購入したチェーンベルト
500円だったと思います
今回のゴールドの時計用に購入しました。
古い物ですが、未使用品のため、色味が少し明る過ぎて、時計に合わないかな?と思います。
チェーンベルトを交換した後の写真です
両端は、元々ついていたベルトです
銀色の方は、売っていた時は、皮のベルトがついていて、ヨドバシカメラでチェーンベルトを購入して付け替えてもらい使っていました。
金色の方は、元々ついていた物で、伸縮性のあるベルトなのですが、若干サイズが小さいです。
今回の時計は両方とも手巻きの古い時計です。
アンティークな雰囲気が出る様に、ベルトも、アンティークっぽい物が付けられたらと 思います。
銀色の時計は、以前のチェーンだと、現代っぽい雰囲気になってしまうので、今回取り替えることにしました。
金色の方は、ぴったりすぎて、動いていると、伸縮性のあるベルトに皮膚がたびたび挟まれて、痛いので、もう少しゆったり、ブレスレットの様に付けたかったので、取り替えました。
ベルトの交換の仕方
ベルトを交換する時、ベルトのサイズがぴったりなのが、1番ですが、
写真の様に、取り付け部分のサイズが大きい場合は、ヤスリで削ってサイズを合わせるそうです。
サイズ調節ができる様に、ベルト幅よりも、接続部分のサイズが大きくなっているのかもしれませんね。
(ただ単に、デザインかな?)
今回は、両方とも、サイズが大きかったので、頑張って削りました。
こんな感じに、時計の幅に合うサイズになるまで、削ります。
削りすぎない様に、削っては、合わせ、削っては合わせを繰り返します。
削る時の音が、ちょっとゾゾっとしますが、頑張ります!
(包丁研ぎの時の感じに似ています)
ヤスリはダイソーで購入しました。
「ベルトは柔らかいから、簡単に削れる」
と教えてもらったのですが、ちょっと頑張って削った感じでした。
ヤスリも100円ですしね。
でも、ベルト2本分削れました。
時計の側面にある小さな穴に、針など、先の細い物を入れて押すと、ベルトが外れます。
こんな感じで外れます。
時計とベルトはバネ式の棒(バネ棒)で、つなげられています。
ベルトの端の輪っか状になった所に、バネ棒を入れます。
先端の細い部分が、押すと引っ込みます。
時計の穴に、バネ棒の先端を入れ、バネ棒の反対側の先端を、押し込みながら、もう一方の時計の穴に入れ込みます。
バネ棒は、バネ式で、上手くはまらないと飛んでいくので、無くさない様に気をつけて下さい。
上が、新しく付けたベルト。
時計の色味も合っていて、違和感がありません。
下が、元々付いていたベルト。
これも、なかなか良いのですが、きついのがちょっと・・・
痩せたら、また使えるかも?
上が新しく付けたベルト。
時計の雰囲気にも合っていて、アンティークっぽさが出ました。
下が、前につけていたベルト。
これはこれで良いのですが、現代の普通の時計といった感じです。
まとめ・感想
時計のベルト交換は、ハードルが高いと思って、先送りにしていましたが、今回教えてもらってやってみると、意外と簡単に出来ることが分かりました。
革のベルトなど、時計の側面に、バネ棒を外す穴が開いていない物は、バネ棒はずしの器具がある様なので、次回は、準備して、挑戦してみたいと思います。
自分で出来ると、飽きたら、また取り換えたり、戻したりすることも出来るので、気軽に交換することができると思います。
ベルトは、フリマや、骨董市などで、安く売っていることがあります。
大きな家電量販店でも売っています。2〜3000円位から買うことが出来ますが、細いサイズは数が少ないです。
ネットでも、色々出ているので、見るだけでも楽しいです。色は画面で分かりづらいのが難しいかもしれません。
古い物、手巻きの時計が、ますます好きになり、愛着も深まりました。