家にいる事が増えて、飲み物を横に置きながら、作業をする機会が増えました。
暑い時期、節電や、体調の為、室温を高めにしていたのですが、飲み物を入れたコップに結露ができ、珪藻土のコースターが、これ以上吸収出来ないという程に湿り切ってしまいました。
毎回拭くのにも限界があると思い、保冷保温のステンレスのマグカップを使って対処することにしました。勿論、寒い時期にも活躍してくれます。
毎日使う物なので、気に入ったものを買いたいと思い、色々調べたり、実店舗で確認したりし、とても良いカップが見つかったので、ご紹介したいと思います。
今まで使っていた保温保冷カップ
保温保冷のカップは、今までも幾つか使ってきました。家に長時間いる事がなかったので、それほど使用頻度が高くなく、特に不便さも感じていなかったのですが、毎日使う様になると、色々と足りない部分も見えてきたり、使っていて気持ちの良い、気に入った物が欲しくなって来ました。
ステンレスマグ カップ
まず、家にあった頂き物の、ステンレスマグ を使い始め、少しはマシになったのですが、時間が経つと、結露が・・・?
コースターや、周りにタオルを巻くなど考えましたが、なんでステンレスなのに、「結露するんだろう?」
とふと思い、色々調べると、多分、真空になっていない物なのではないか?という結論にたどり着きました。
市販の物で、注意書きに、「真空ではありません」とある物も、割と有りました。
ステンレスのマグカップはみんな真空だと思っていたので、なるほど!と勉強になりました。
普通のコップよりは、保温も、保冷も多少ききますが、物足りないです。結露も困ります。
サーモスの真空断熱タンブラー420ml
夏の間こちらを使いました。420mlと容量も多く、断熱性は、さすがにトップブランドだけあり抜群で、結露もつかず、氷もなかなか解けず、冷たさがキープできたので、夏中、本当にお世話になりました。
見た目も、おしゃれで、陶器っぽくて、ステンレスの感じがせず、缶ビール350が1本入る容量なのも、おすすめポイントです。
ただ、420mlまでは、無いようで、泡が沢山出てしまうと、入り切らなくなります。
内側が、ステンレス鋼で作られていて、セラミック塗膜加工がされているそうで、使い始めから独特の塗装の匂いが気になっていて、使っているうちに、気にならなくなるかと思って使っていましたが、消える事は無く、寒くなって、ホットには、ちょっと使えないと思い、他を探すことにしました。
夏の間は、主にアイスコーヒーをストローで飲んでいたので、その時は、そこまで臭いは気になりませんでした。
店頭で売っている同じ物を探して、何店舗か、匂いを嗅いでみても、匂いがしなかったので、私が購入した物が、ハズレだったのかもしれません。(私が鼻が良く匂いに敏感なせいかもしれません。。。)
匂い以外は、見た目も、性能も気に入っていたので、残念です。
1年くらい棚の奥にしまって置いたのを出してみると、匂いが消えていました!
再びHARIOのステンレスマグと共に、1つにコーヒー、もう1つに麦茶を入れて、2つ使いで、毎日活躍してくれています。
こちらはフタなしですが、保冷力が高いな〜と感じます。
おすすめ!HARIOのステンレスマグ(真空)
選ぶポイントとして・・・
- 保温・保冷がしっかりとある
- 見た目がいい
- 容量がある程度多い
- 持ち手がついている
と言う条件で、色々調べました。
今度は、失敗したく無いので、実店舗に行って、実際に見てみたり、口コミも見たり、慎重に選びました。
サーモスが性能がとても良かったので、サーモスのショップに行って、色々見たりもしましたが、マグカップ仕様の物が、デザインや、容量などが条件に合わず購入には至らず・・・。
ネットで、このHARIOのマグカップを見て、実際に店舗で、持ち心地や、見た目、質感など確認し、購入しました。
思った以上に、性能も、使い勝手も良く、お気に入りで、おすすめ出来ると思い、レビュー記事を書きました。
分解でき、洗いやすいです
スライドは、両手で突起を内側に寄せるようにしながら下に押すと、簡単に外れます
飲み口はスライド式で、簡単に開け閉めできます
夏は、この穴にストロー刺して使うと、保冷効果も高めて、良さそう
飲み口付近は薄めで、口当たりがいい
程よい大きさと、持ち手も指3本入るので、しっかり持てます
使ってみての感想
パッキン付きの蓋
選ぶ時のポイントに考えていなかったのですが、パッキンの付いた、スライド式の蓋が、結構ポイントが高いです。
やはり、蓋があると、保温力が全く違います。
そして、飲み口がスライド式なので、片手でも、力を入れずに指でサッと開け閉めできて、ストレスがありません。
誤って倒してしまった時も、すぐに元に戻せば、こぼれる事がありません(既に倒した経験あり。。)
飲み口が付いていない被せるだけの蓋のブランドもありましたが、いちいち外して飲むのも、ちょっと面倒ですし、暖かい物を入れていると、湯気で水蒸気がついているので、蓋を外す時に、テーブルが濡れてしまいます。
そして、倒してしまった時は、アウトですね。
パソコン周りで使う時は、特に水物は気になりますよね。
持ち手
元々、持ち手があるものを探していました。ぎゅっと握らなくても、持てるし、滑る心配がないからです。
このシリーズで、タンブラータイプの物もあり、スタイリッシュなのですが、やはり、持ち手があるものを選んで正解でした。
中身を沢山入れると、重くもなりますし、特に女性は、持ち手があると、軽い力で持てるので、おすすめです。
また、マグカップ型は、底の面積も広く安定感があるのが、いいです。
洗いやすさ
分解が簡単に出来て、洗いやすいのも、かなりポイントが高いです。
毎日のことなので、匂いも付きやすいですし、簡単に、清潔に保てるのは助かります。
ちなみに、取り替え用のパッキンも、ハリオのネットショップで売っています。
容量
商品の説明には、実用容量が300mlとありますが、実際は、蓋を取ってカップの縁まで、目一杯入れると、350ml入ります。なので、ビール缶350mlを静か〜に注ぐと、1本入ってしまいます。
思った以上に、大容量で、嬉しいです。
蓋をする時の、実用容量が、300mlという事なのでしょうね。
口当たり・匂い
蓋をして飲む時、飲み口が緩いカーブになっていて、口当たりがいいですし、蓋を外して飲む時も、カップの縁が薄くこちらも、口当たりがいいです。
ステンレス特有の匂いも感じませんでした。(もちろん他の匂いもしません)
唯一、気になった点
カップの縁が、薄いので、熱を通しやすいのか、冷たい物を入れた時に、フチだけですが、薄っすら結露がついた事があります。
全体的に、結露がついたり、下につたうほどでは無く、本当に薄っすらなので、使用するにあたって、今のところ、問題はありません。(1年間、ほぼ毎日使ってみましたが、結露が酷くなることはありませんでした。)
気になる所は、今のところ、これくらいです。
寒い季節は、暖かい物を飲みながら、作業ができるのは、いいですね。
ビールや、梅酒ロックにも、重宝しています。